そうなんだ。|悩みを深くしないための、たったひとつの言葉

たぶんですけどね

悩み解消するかもしれない魔法の言葉

悩んでいるとき、私たちは心の中で何度もその原因や解決方法を考え巡らせます。仕事、家庭、人間関係、自分自身…悩みの種類は様々ですが、その根底にあるものは何でしょう。 実は、悩みを深めている原因は「そうなんだ。」という言葉を使わないからかもしれないのです。シンプルで柔らかいこの言葉には、驚くほどの力があるからです。

「そうなんだ。」にあるのはどんな力?

私たちは、嫌なことがあったときや、うまくいかない状況に直面すると、たいがいは「なぜ?」や「どうして?」という言葉を浮かべます。

すると、自分で自分を追い詰めるようなループに入り込んでしまう。

問題の解決を求めるあまり、心がどんどんガチガチになっていって悩みはこじれがち。

そこで「そうなんだ」です。

「そうなんだ。」と言う言葉で一度、状況を俯瞰して受け止めることで、ありのままを認めやすくなり、心は少しだけ軽くなります。

この一言は、現実を否定することなく受け入れ、自然体の自分を許すための魔法のような言葉です。

「そうなんだ。」が不足するとどうなる?

もし、「そうなんだ。」を言わないと、どんなことになるのか。

1. 自分に対して厳しくなり、心が疲弊する
 →「がんばりすぎてしまう自分に気づけなくなる」

2.現状を否定することで、さらにストレスが増す
 →「“こうじゃなきゃダメ”と無理を重ねてしまう。」

3.問題に向き合う力が弱まり、無力感を感じやすくなる
 →「どうせ無理だ、という気持ちが芽生えてしまうことも。」

悩むこと自体が悪いのではなく、「そうなんだ。」と一旦受け入れる心の余裕がないことが、悩みを深刻化させる原因になります。

心が軽くなる「そうなんだ。」の実践ポイント

1.感情をそのまま受け止める

「あ、そうなんだ。今はこう感じているんだな」と自分の感情を否定せずに認める。

2.状況を一旦受け入れる

「そうなんだ。今こういう状況なのね」と現実を否定せず、まず受け止めることが大切です。

3.自分を責めない

「そうなんだ。悩んでいる自分もいるんだね」と、自分を責めずに、親友のようなもうひとりの自分で寄り添うカンジで。

いちばん簡単な自己受容の方法かも?

悩みの根底にあるのは、現状とそこにいる自分のありのままを受け入れられないこと。

アドラー心理学が語る「自己受容」とも通じる「そうなんだ。」を実践すれば、少し心が軽くなり、悩みに振り回されにくくなるかもしれません。

ぜひ、実際に「そうなんだ。」と呟いてみてください。思わず肩の力が抜け、心がほっとする感じをつかめるかもしれません。

悩みに効く特効薬はないけれど、「そうなんだ。」というたった一言が、心の奥にそっと灯りをともしてくれることもあります。

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