ちょっとしたことで凹んでしまう、落ち込んでしまう、心が折れてしまう、ネガティブな低迷を続けてしまう…。
あなたは、自分のメンタルの弱さが気になった経験はありますか?
自分は精神的に弱いと感じている人は、少なくないようです。
そこで、この記事では弱いメンタルを強く変えていく方法を紹介します。
メンタルが強い人のイメージ

まずはじめに「メンタルを強くする」という、今回のテーマのゴールを探ります。
世の中には「メンタル強いな!」と感じさせる人たちが一定数います。
そんな心が強い人とは、具体的にどんなイメージでしょうか?
●ポジティブ
メンタルが強い人は、ポジティブな考え方や言葉が多いのが特徴です。
間違えや失敗、困難に直面した時も、必要以上に自分を責めたり、ネガティブな考えにとらわれてしまうことなく、なぜか着々と行動を修正し改善していきます。
●冷静
メンタルが強い人は、ネガティブな事実に直面しても冷静です。
必要以上に落ち込むこともなく、無理に強がるわけでもなく、動揺せず、適切な現実対応をしているのが特徴です。
●切り替えが早くて上手
メンタルが強い人も、全くネガティブな気持ちにならないという訳ではありません。困難な時は、その現実を見つめています。
ネガティブを一旦受け止めているのですが、そこからの切り替えが早い。
ネガティブな状況の中で、これから補う不足をしっかり見つけています。
●責任感がある
メンタルが強い人は、責任感があります。
責任逃れをするようなことがないばかりか、不満や愚痴など語らず、物事の責任を自ら引き取ってしまいます。
●価値観で動く
メンタルが強い人は、自分にとって大切なものを知っています。
信念や価値観で動くので、力強くブレません。
他人の評価や意見に流されることなく、むしろ周りを引き込む力があります。
●決断力がある
メンタルが強い人は、決断力をもっています。特に困難な状況の時は、次に取る行動をきっぱり決めています。
●自信が漂っている
メンタルが強い人には、自信が漂っています。
ことさら強さを誇示するわけでもなく、弱さを隠すわけでもなく、内なる自信に支えられて行動しています。
メンタルを強く変えていく方法

メンタルの強い人は、実に魅力にあふれ人気があります。
もし、このようなメンタルは生まれつきの性格ではなく、だれもが強いメンタルになれるのだとしたら?
それでは、そんな強いメンタルを持つ方法、弱いメンタルを強く変えていくスキルを具体的に解説します。
自分を責めない
あなたは、自分のメンタルは弱いと思うでしょうか?
もしそう思うのであれば、実は、それは間違えです。
まず、押さえておきたいのは、メンタルが弱い人はいないということ。
いわゆるメンタルとは、心の力量を言うのではなく、心のコンディションを指しています。
それは、体が風邪をひいたり、回復したりするのと似ています。
強い人の体にもウイルスが侵入すれば、風邪をひきます。強い体が弱くなったわけではありません。ただ、今、弱っているだけ。
熱、のど、せき、風邪の症状が起こるのは、ウイルスを体の外に出すためです。
風邪をひいているのに、無理をしてしまうと回復を妨げてしまいますが、メンタルが弱っている時に、自分を責めたり、自己否定するのはこれと同じようなこと。
弱った心にも正しい処方箋があります。
心の弱さの意味を理解する
もし、財布を落としてしまったらどんな気分になるでしょう?
とても落ち込み、そして、二度と落とさないようにしようと思うのではないでしょうか。
このように、心が弱るのは、不都合なことを不快な感情で知らせてくれるアラートです。
心の痛みは、ありがたい防衛反応として受け入れるのが自然です。
そうすれば、財布をより安全に持ち歩くことに注意を払うようになり、これからも起こりうる不都合からより堅く身を守ることができるようになります。
精神が弱るのは、あっていいこと、これからの成長には、なくてはならないこと。
自分を責めて、心の痛みを余計に増幅させたりすることなどせず、自然に受け入れるべきです。
メンタルを二つの軸で見る
メンタルの状態を、強い、弱いのひとつの軸だけで見ていると、本来のことを見失います。
もうひとつ必要なのは、自然か不自然か?という視点です。
前述したように、心が落ち込むのは不都合を知らせる損失回避のアラートで、これをその通り受け入れるのが、弱さに対する自然な向き合いです。
しかし、メンタルをある種の力だと誤認してしまうと、今ある弱さを受け入れるべきでないと自分を責め、必要以上に追い込んで、不自然に弱いメンタルにしてしまう傾向があります。
また、本当は弱っているのに、気の持ちようでなんとかしようとしたり、強がってしまうのは、辛いだけでなく、大切なアラートを見過ごし同じ失敗を繰り返しかねません。
メンタルを強くしたいから、頑張って「何事も前向きに考えよう」と意識するのは、心の痛みを軽く見過ぎてしまう可能性があり、これも不自然な向き合い方です。
本当に注意を払いたいのは、ネガティブな感情に自然に向き合えているかどうか、不自然なメンタルになっていないかどうかです。
足りないことを知り、補う
仕事でミスして弱った心に「こんなミスをやらかして自分はなんてダメなんだろう…」と追い打ちをかけるのは、ミスを重く見過ぎ。
また、強がって「テヘペロ」でなんとかやり過ごそうとするのは、ミスを軽く見過ぎ。
どちらのメンタルも不自然です。
これでは、進歩が見込めず、心は晴れません。
落ち込み、心の痛みは、良いも悪いもない、損失回避のアラートです。
これに自然に反応をすれば「このミスは、あのタイミングで一度確認をとっていたら防げたな」と足りないことが見えてきます。
今動いている同種のスケジュール、同様のタイミングに、その確認の工程を補えば、今後の展開にワクワクさえしてくるのではないでしょうか。
他責では何も解決しない、と考える
ネガティブな感情は損失回避のアラート、これは自分自身への警告です。
これをありのまま受け取り、そこから不足を学び補うことが最善であることは前述してきた通りです。
そこでの不足は、他責で解決されることはありません。
「仕事で誰かがミスをしたせいで、思い通りの成果が得られなかった」などと言う事は時々は起こることでしょう。
しかし、ここで感じる「悔しい」というネガティブな感情は、他人のせいにしたままでは解決しません。
なぜなら、ネガティブな感情は自分自身へのアラートであって、それは、自分自身の行動でしか解消できないからです。
例えば、チームで動かしている仕事であれば、誰かが犯しそうなミスにチェックを入れるとか、自分が補える行動を見つけて実行していくわけです。
あくまでもネガティブな感情は単に自分自身へのアラートであって、自分を苦しめている誰か犯人などはいないことをおさえておくのは大切なポイントです。
ふさわしい理由がある、と考える
財布を落とす話や、仕事のミスの話であれば、落ち込む理由は明らかです。
しかし「どうしてこんなことで心がざわつくのだろう?」とか、正体不明のネガティブを感じることはないでしょうか?
例えば、ある人の幸せそうなInstagramの投稿に何故だかモヤモヤする、とか。
例えば、ある人と会話するのがいつも少し怖い、など。
この原因を冷静に探ってみると…
例えば、幸せ気なInstagramの投稿をするあの人に、これまで多くのサポートをしてきた自分は、もう少し感謝されたいと思っていた、とか。
例えば、会話するのがちょっと怖いあの人に、これまで数々の負担をかけてきた自分が、ずっと何かの後ろめたさを感じていた、とか。
ネガティブな感情は、自分への行動修正のアラートで、他責では解決しないことを踏まえます。
そうすると、上記の例は、自分はもっと人から感謝されたい、とか、他者に負担をかけず貢献したいという、相応のふさわしい理由があることに気づきます。
つまり、この場合のモヤモヤは、他者から感謝される行動や、貢献できる行動の不足を知らせるアラートだったことが分かります。
このように、原因不明のメンタルには、個人的な経験や価値観が理由になっている場合が多くあります。
メンタルの問題を取り上げるとき、「周囲の人と比べるべきではない」とか「自分でコントロールできることに集中しなさい」等ということがよく言われます。
しかし、そうは言っても無意識に他者と比較し、コントロール不能なことに思いを馳せてしまっているのだから厄介なのです。
そこで、個別具体的に、そのネガティブな感情は、どんな不足を補うための警告なのか?を探るわけです。
ネガティブな感情には、いつもそれにふさわしい理由が必ずあります。
そこには、自分の人生で大切に思うものを補いたいという、理念や価値観が隠れているかもしれません。
不安な時は行動を決断する
ある目標に向かって計画を進めている時に、思わぬアクシデントに出くわし、達成が危ぶまれる、そんな時、誰でも不安な気持ちになるでしょう。
こんな時にメンタルを強く保つには、行動をきっぱり決断することです。
たとえば、アクシデントを回避するため実行する手立てを決める、とか。
あるいは、この計画からはあっさり手を引き、別の計画の実行を決める、など。
不安を消すときのコツは、このように決断をはっきり下すことです。
なぜなら、不安というアラートは。それを決めさせるための動機付けだからです。
自分はついてない、見通しが甘かった、など、くさったり、後悔しているだけでは、ストレスを溜め、不安は大きくなるばかりです。
不安な時は悩んではいけない
何かを達成しようとするときに、うまく事が運ぶだろうか?と不安を感じるのはとても自然なことです。
未来を正確にコントロールすることなど誰にもできないからです。
そんな中、特に大きな不安を募らせてしまった時に、最もやってはいけないことがあります。
それは、考えすぎることです。
思考しているだけでは、何も状況が変わりません。
そのため、考えれば考える程、不安がふくれあがり、身動きがとれなくなってしまうことがあります。
しっかり考え、悩みに対する行動を決断し、実行を重ね、状況を動かすことがなにより重要です。
ネガティブな感情への対処法は、結果的には行動を取ることです。
具体的な行動を繰り返す中で、状況は必ず変化をし、その分、不安は抑えられ、その分、内から自信が湧いてくる、そうする時にメンタルは、もう強い状態に変わっています。
まとめ

メンタルが弱い状態は、心が風邪をひいているようなもので、治すことができます。
ネガティブな感情を抱くのは、人間が持っている防衛反応で、弱ったメンタルへの正しい対応は、この自分自身へのアラートに自然に従うことです。
これを不自然に重く見るべきでも軽くみるべきでもありません。
そうすれば、補うべき行動が、然るべき理由と共に見えてきます。
こうして、決断した行動を実践することで、メンタルが弱い状態は解消され、強い状態に変わっていきます。
参考書籍:「メンタルが弱い」が一瞬で変わる本|片田智也 著
今回は、精神科医の片田智也さんの著書を参考に、メンタルを強くする方法について取り上げました。
このブログでは、マインドを整える情報や、そのためのライフスタイルや、いい習慣の方法を、いくつかのおすすめの関連記事の中で紹介しています。
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